尿漏れ
今朝テレビが尿漏れをテーマに取り上げていた。
自らが尿漏れの既往歴がある女性医師が現状と対策を話されて、
40才を過ぎた頃から発症される方が多く、尿漏れが自覚されると、
精神的苦痛に苛まれ辞職されるケースやうつ症状が発症したりするとのこと。
タレントの西村知子女史は自身の状況を話されていたが、
他人に相談することもできず、薬を服用すれば治るのか?も分からず、
1日100cc~150ccという水分制限を実践したり五里霧中に取り組んで
成果が得られなかった状態を話していた。
冒頭の女性医師は尿漏れ症状をメインに診療所を開設され、
軽度から手術の必要な病態を合わせると40歳以上の女性は
8人に1人の割合で自覚されているとの状態で、年間2万人の受診者が
来られているという驚きの状況である。
では、鍼灸治療は尿漏れ症状に対処できるのか?
以下は、放送を見ての感想で、症例報告ではない。
肝経筋の異常と判断して、鼠蹊部・膝関節部・足首の順に肝経筋穴へ
温熱刺激を2~3回ずつチョン・チョン・チョンと対処して経過観察する。
刺激の順番が通常の経筋治療と逆にするのは症状が痛みではなく、
骨盤底筋のゆるみが原因であることが多いからである。
尚、発症が女性に多い理由として、解剖学的に尿道の長さが女性は男性と比べて
短いことが原因になっていると、お産も関連があるとのこと。
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