鍼灸治療

医療サイドからの応援

東洋医学には不妊・妊娠ライフ・お産・子育ての局面において、素晴らしい知恵を保持している。その一端を挙げれば、不妊という状況を改善する知恵がある。頂いたメールを紹介しよう。

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私はアメリカに現在住んでいます。
アメリカの不妊治療の医学界でも針の威力が、ある研究で証明されたという記事が専門誌 Fertility & Sterility 4月号に載ったそうです。

要約すると、
この研究は、160人の体外受精治療をする女性を対象におこなわれた。
同等にハイクオリティーの受精卵を持っていることが条件160人を、年齢や他の条件などがなるべく公平になるように、ランダムに2グループに別けひとつのグループは何もせず、
もうひとつのグループには受精卵移植前後に1回ずつ計2回、
血流をよくし子宮にたっぷり血液が流れることを促進する場所に針治療を施した。
その結果、針をしたグループの妊娠率が圧倒的に高いことがわかった。

針をしなかったグループ80人のうち21人妊娠、26%の確率だったのに対し、針をしたグループは80人中34人が妊娠、42%という高い結果がでた。

針の効力そのものは、まだまだ神秘の部分が大きいが、権威ある雑誌にこの研究結果がでたことは注目にあたいする。と、この記事では言っています。

先生は、もっと自分の体の中にある力を日頃から引き出していくことで、自然に妊娠していくことを言ってらっしゃるし、いい卵子を育てるところからの話をしておいでなので、この研究よりも更にうんと先をいっておいでですが、
針に対して日本よりももっと馴染みの少ないアメリカで、権威のある不妊治療の雑誌に西洋医学と針の威力を併せることで、こういう確かな結果が出たのだという記事が載ったことは、すごいことだと思います。

なんかちょっと嬉しくなってご連絡まで。


 

寺子屋は、赤ちゃんを待っている人達が、各自のライフ・スタイルに応じて自分に見合った体創りに、楽しく取り組んで欲しいと願っている。そして、体創りをメインに鍼灸医療をサブとして、組み込んで頂きたいのである。

鍼灸医療には、体創りとは違った応援が可能であるからです。

 


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