先人達はもぐさは毒消しの作用があると伝えています。
胎児が10ヶ月間 子宮の中で奇跡の進化を遂げる大事な胎生期に、もぐさは守護神のような働きをすることを知って頂き、母体と胎児が快適に過ごすための一助に活用して欲しいと思います。

まず、もぐさ について少し説明します。

もぐさは乾燥させたヨモギを石臼で挽いて作ります。
近年 もぐさはお灸治療に用いるという認識で、お灸以外は全く利用されなくなりました。理由の一つはお灸が素晴らしい治療効果を挙げるからでしょう。

しかし、もぐさ自体は様々な症状や病症に著効を挙げる薬理作用を秘めており、先人達が毒消しの作用と漠然とした言葉に込めた真意には、殺菌効果・鎮痛効果・保温効果・消炎効果・健胃効果・止血効果など、不妊・妊娠ライフ・子育ての夫々の局面で心強い応援をしてくれる事実を体感して欲しいと願っています。

もぐさがこのような多岐に及ぶ治効を有していることや、保温効果と消炎効果という全く相反する治効作用を併せ持つ事実は、特に興味深い特質です。

この事実は、生命体が備えている自然治癒力の能力と同質であり、様々な事態に対応して課せられた使命を全うしょうとする治癒力と同じです。

つまり、毒消しの作用の言葉には、本来の状態へ戻そうとする治癒力を賦活させる効果を秘めているのであり、自然治癒力が胎児の守護神そのもであり、もぐさは優しい刺激で力強く応援してくれるのです。

先人達はその事実にきっと気付いていたのでしょう。

胎生期は胎児が母体に全てを委ねている期間ですが、様々なトラブル(つわり・お腹の張り・貧血・逆子etc)が母体に発症することは決して珍しくありません。

しかし、妊娠中のトラブルに対しては



の3点は大事な課題ですが、もぐさの薬効は先人達が長い歳月と膨大な体験を積み重ねて実証した成果であり、上記の何れの条件も満たしています。

妊娠中という状況下は胎児にも母体にも、もぐさの優しい刺激が何よりの応援となるケースが多いのです。


P.S.
お灸治療が様々な疾病に治効があり、特に妊娠中に発症するつわり・お腹の張り・貧血・逆子など、更には母乳保育での乳腺炎・母乳の質、更には産後の体調不良など、お灸治療は心強い体への応援となってくれます。家庭での対応だけでは改善が思わしくないケースは、近くの鍼灸院で相談されることをお薦めします。



「寺子屋オリジナルもぐさ」

 

 


1 : 写真の部位にもぐさシ−トを貼り付ける。

 

2 : 手首から肘に向かって約4pの部位にある【内関】のツボに、もぐさを米粒ほどの大きさに硬く丸めて左右に夫々貼り付ける。

 

3 : 両側の乳首の中間の部位にある【ダン中】のツボと、ダン中のツボから背中へ真っ直ぐ突き抜けた部位の【霊台】(背中にある左右の肩甲骨の中間)に、2の【内関】と同様に、もぐさを貼り付ける。





お腹が張るのは冷えが原因しているケースが多く、下腹部と両足首をもぐさの優しい刺激で冷えから守ります。

1 : 写真のように両足首と下腹部にもぐさベルトを当てる。



 


1 : 手首から肘に向かって約4cmの部位にある【内関】のツボと、脚の内踝から膝の方へ5cmほど上で脛骨の後にある【三陰交】のツボに、米粒大に硬く丸めて貼り付ける。



 


1 : もぐさを両足首と下腹部に当てる。





子育て奮闘中のお母さんが育児中遭遇する様々なトラブルにも、もぐさが素晴らしい治効を挙げてくれるでしょう。

もぐさを煎じて患部に塗る。

※ もぐさエキスの作り方
土鍋又は土瓶で水(日田天領水を使用)500ccにもぐさ3.3gを入れ弱火で1時間煎じて400cc〜450cc程に煮詰まる火加減が適切です。出来上がればガーゼを取り除いて冷蔵庫で保管します。

利用方法 : ガーゼまたは綿花にもぐさエキスを沁み込ませて患部に塗る。



もぐさエキスを患部に塗って、その上からもぐさを直接貼り付けます。
患部に貼り付いたもぐさは剥がさず、その上から新しいもぐさを貼り付ける。
( ※ 母乳保育のケースは母乳トラブルの対応も参照して下さい)



火傷した患部に直にもぐさを当てガーゼで覆います。治癒するまでの期間は乳児湿疹のケースと同様に患部に貼り付いたもぐさは剥がさず、その上から新しいもぐさを貼り付けます。痛みを鎮め皮膚の再生が速やかになります。



水いぼに直接もぐさを貼り付けます。
水いぼが大きい場合は消毒した針先で穴を開けて水を出し、もぐさを貼り付ける。




風邪を引いた時は、もぐさエキスに自然塩を少量入れてうがいを繰り返します。




出血が伴う怪我はもぐさを患部に当てる。




乳首から外側の乳房の部位に、もぐさをサラシの布に包んで当てます。

 

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